戦国時代に築かれた甲斐源氏武田氏の本拠地で、居館と家臣団屋敷地や城下町が一体となっている。信虎、晴信(信玄)、勝頼3代の60年余りにわたって府中として機能し、後に広域城下町としての甲府や、近代以降の甲府市の原型となる。
詰城として要害山城を配置した。
勝頼は、韮崎に新府城を築城し移りましたが、織田氏の甲州征伐のにより、武田氏は滅亡する。
別 名:武田氏館跡
城郭構造:連郭式平城
天守構造:不明(天守台は残る)
築城主:武田信虎
築城年:1519年(永正16年)
主な改修者:徳川氏、羽柴秀勝、加藤光泰
主な城主:武田氏、河尻秀隆?、徳川氏
豊臣秀勝:加藤光泰、浅野長政
廃城年:1594年(文禄3年)
遺 構:石垣、土塁、水堀、空堀、土橋、虎口、井戸、天守台、復元馬出し
所在地: 山梨県甲府市古府中町2611
日本100名城 No.24