Posted on: 2020年4月17日 Posted by: 高速隊長 Comments: 0

織田・豊臣時代において畿内と東国を結ぶ要衝として、軍事的にも政治的にも重要な拠点であった。16世紀の末には織田信長の配下の丹羽長秀、豊臣秀吉の奉行石田三成が居城。

「三成に過ぎたるものが二つあり、島の左近に佐和山の城」と言われるほどの名城であったとも。

徳川四天王の一人である井伊直政がこの地に封ぜられ入城、嫡子の直継が引き継ぎ、大津城・佐和山城・小谷城・観音寺城などの築材を利用しつつ、天下普請によって彦根城を完成させ、本拠地を移した。

城郭構造:連郭式山城
天守構造:五層(三層説あり。非現存)
築城主:伝・佐保氏
築城年:鎌倉時代
主な改修者:石田三成
主な城主:佐保氏、小川氏、磯野氏、丹羽氏、石田氏、井伊氏
廃城年:慶長11年(1606年)
遺 構:石垣、土塁、堀、曲輪、ほか

所在地:滋賀県彦根市古沢町