織田氏が侵攻し、不利と考えた松平広忠は、やむなく今川氏に救援を求める。これに対し今川義元は人質として、竹千代(徳川家康)を引き渡すことを要求。広忠はこれを受諾し、竹千代を駿府に送ることに。しかし途中で戸田康光に拉致され尾張の織田氏に売られてしまう。しかし、これによって松平氏は今川氏の傘下に組み込まれることとなる。そして、天文18年(1549年)に広忠は病死。その後、太原雪斎率いる今川軍が安城城を攻略し、城代の織田信広を捕らえ、竹千代と人質交換を行い、岡崎城まで勢力下におくことに。
別 名:安祥森城、安條古城、森城、安城城
城郭構造:平山城
天守構造:なし
築城主:和田親平
築城年:永享12年(1480年)
主な城主:松平氏
廃城年:永禄5年(1562年)
遺 構:切岸・堀・曲輪
所在地:愛知県安城市安城町八幡前67